こないだ髪の毛切りに美容院行ったとき読んだ雑誌のなかでふと目に止まった、ピアニストのちょっとした特集記事。
こんな本が紹介されてて、その隣に変人つながりでピックアップされてた「グレン・グールド」
なんか気になったんで散髪したてなサッパリ顔で帰宅後ググリング。
・1950年代から80年代に活躍した天才。
・1964年でコンサートからドロップアウト。以後はスタジオに篭ってひたすら録音録音編集編集。
・デビューアルバムと遺作(厳密には違うみたいだす。)が共に彼が傾倒していたバッハのゴルドベルグ変奏曲。
・夏でもセータにマフラー姿。メッチャ寒がりね。
・どこで演奏するにも高さ35.6cmしか無い「グールド椅子」(彼の父作)持参。
などなどなど、、、、
めっちゃ出てくるエピソード!
んで何より音スゲェ。
取りあえずデビュー作である1955年バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)
買ったんですが、狂ったヤツが何しでかすかわからん、いきなりナイフ取り出して「ニヤッ」で斬りつけてきそうな静寂な鬼気迫る嘲笑う。しょっちゅう聞こえる「あれ?これノイズ?」な彼の鼻歌。ていうかハッキリ歌ってるしw
曲中のテンションピーク時の1音1音のパッション、パキパキなキレ、輪郭、芯が「これピアノだったな。。そういえば、、」な美しさ。怖い。
もうちょい調べてみたら、どうやらブラームス演ってるアルバム
とかはスンゴクロマンチックらしい。(今日アマゾンさんでポチったよ。)
彼を知って俄然「ピアニスト」に興味湧いてきましたよ。ホロヴィッツ、ラフマニノフ、ルービンシュタイン、ド・パッハマン・・・・奇人ぽい人多すぎ、、
「芸術の目的は、瞬間的なアドレナリンの解放ではなく、むしろ、驚嘆と静寂の精神状態を生涯かけて構築することにある」by Glenn Herbert Gould
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